吉田塾プレセッション[8/4(水)]
待ちに待ったインターネット接続。そしてWiFiサービス開通。これを記念して、2021.8.4、Farm19企画「吉田塾」が始まりました。皮切りは5組(Zoomオンラインセミナー)「SDGsとは何か」です。
吉田塾は別名「あっちゃん学校」。それは、2019年2月16日(土)、まだコロナを知らない平和な時でしたが、徳島大学定年退職記念として開催された「吉田敦也教授の最終講義」の続編だとされています。
というのも、欧米では、最終講義をキャップストーン(Capstone)と呼んでいます。それはピラミッドのてっぺんに最後に載せる石を意味しています。そこには、大学人として積み上げてきた知識や経験を集大成して未来に役立てる。つまり地域貢献への期待が込められています。
吉田塾の最初のテーマはSDGs(5組)ですが、狙いは「私たちはいま何に目を向け、何を学ばないといけないのか」「誰を巻き込み、何を生み出していかねばならないのか」「そのときの根本/軸とは」を対話し考えるいわば場づくりです。
そこではちょうどSDGsがサステイナビリティからリジェネレーションへとシフトしだしているそんな時代感覚を身につけます。その基礎となる感性、好奇心、探究力を養いながら、共有/実践するための読む力、言葉にする力、伝える力、そこに並行して育つ構想力/企画力、率先力/突破力を試していく旅をします。
先の見えないコロナ禍によって、学校、図書館、公民館などいわゆる公共の教育システムはリ・インベント(つくりなおし、築きなおし)が余儀なくされています。ゆっくり、じっくり、しかし、スピーディに、新しいあり方を生み出していかねばなりません。それに役立つ学習/教育の刷新にもチャレンジしましょう。
Farm19は徳島県小松島市立江町南田頭にあります。田頭(でんどう)は、田んぼに向かって開いた地の意味する言葉です。空海もきっと歩いただろう立江町南田頭の用水路に、稲作した途端に突如現れるメダカの如く、日差しのもと、流れに身をまかせては、ピュッピュッ!と泳いで、学んでいきましょう。そして、ニューノーマルな社会、新しい時代を共創しましょう。