わくわく・ドキドキ・農業チャレンジ「いきいきファーム立江」発信!
2023-07-21

水車を作って動かそう(準備)[7/20-21]

3坪原始農業博物館は地域の自然と農業を題材に科学力と工学的思考を養う体験プログラム。2年目のテーマは「水車を作って動かそう!」。

前々日準備 (7/20)
猛暑下でモノづくりできるか? 不安いっぱいでしたが、とにかくも、いつものように、すぐソコの四国巡礼19番札所の立江寺にお参りして、祈願することから直前準備を開始しました。

準備の第1は、インプットのデザインとチームメイク。そのため、子供達が「水車について考えて・製作する」ための見本づくり。そして動かす実験をやってみました。

次は、コミュニティローカルな田んぼランチのメニュー開発。お向えの農家さんに相談して、畑のカボチャ、キュウリ、スイカを捥いでもらいました。カボチャの煮付けを作れるキッチンスタッフを急募!

前日準備 (7/21)
今回の実践での最大の課題は、異常な暑さの中での開催可否の判断、そして開催した場合の熱中症対策でした。そのため、まずは、会場の気温環境を3点でチェックしました。計測結果は、午前11:25分の値で、屋内では、母屋1階:28.7度、2階:29.1度、納屋:29.3度、屋外(庭や田んぼ)では34.7度となり、多少の違いはあるとはいえ、いずれも注意が必要な高温であることを再認識しました。

そこで3つの緊急対策を講じることになりました。①本番当日はWBGT温度計を用いて小学生(低学年)の胸の高さで「暑さ指数」を測定して、値が31を超えたら即時にプログラムを中止する、②開催時刻を前倒しして気温上昇がピークになるまでにプログラムを終える、③農業用の寒冷紗で日陰を増設する。

田んぼファイアーランチのための竈門を製作して、猛暑の中で火起こししても大丈夫かの確認をしました。羽釜でお米を炊いて食べる予行演習、泥んこスペースの耕運と安全確認、貯水タンクの用意、駐車場の整備、進行表の詳細化なども行いました。準備完了です。

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