科学する「3坪原始農業博物館」[11/26(土)]
石器・縄文時代の農業を思い浮かべながら田んぼの地下水を科学して地球温暖化へのアクションを起こす「3坪原始農業博物館」体験プログラムを、2022年11月26日と27日の2日間、実施しました。講師は原始農業の実践家であり3坪原始農業博物館長の石田義夫さん、地下水の専門家であり、JICAプロジェクトとしてアフリカやアジアの井戸堀り、ボランティなどの経験が豊富な宮内龍太郎さんです。お世話約と全体統括はアツヤくんです。まずは報告その1をご覧ください。
前日準備
スタッフチームで立江寺にお参りした後、Farm19の北西に位置する立江川まで歩いて行く。河原の石を観察してFarm19の田んぼの石との形状を比較する。一致せず異なることを知る
1日目
■チェックイン(挨拶と今の気持ちの共有で人間関係を構築。ファシリテーターはアツヤくん)
■オリエンテーション(プログラムの3つの目標を説明する。安全第一・サイエンスする・楽しく)
午前のプログラムの開始
■3坪原始農業博物館とは
フィールドノートを持ってFarm19の田んぼを歩く。地形・土壌・生き物などを好奇心と探究心をもって観察・記録する。続いて、3坪原始農業博物館を訪れ、石田義夫館長の説明を聞いたあと、この時期に穂を垂れている稲の様子を観察し、石器で稲刈りの体験をする。
■水はどこからくるの?探検
「地下水の科学」への旅立ち。地下水の専門家で講師の宮内龍太郎さん(後のたつえ水博物館長)と、スコップ(移植ゴテ)で井戸を掘る。出てきた石が丸い。水が湧き出る。深さを測り記録する。
ファイアー・ピット・ランチ
竈門の自作、火起こし、Farm19で栽培・収穫された無農薬米を羽釜で炊飯、「シンプル&美味しい」の一連の体験を通じて、農業・田んぼ・地下水・海山が地球環境としてシステムを形成していることを暗にインプット。マッチを擦って火をつけるのが大人気!楽しい時間・満腹を味わいました。
昼休み(凸凹バスケット)
午後のプログラム
■水はどこへ行くのか?探検
掘った井戸から湧き出した水の流れの観察。2日目どうなってるか?を楽しみに1日目を修了した。
1日目終了後(おまけプログラム)
田んぼサッカー、田んぼアスレチック
※本プログラムは子ども夢基金の2022年度助成を受けて実施されました。