瓦おろしWS[8/20-12/18]
新しい公共「酒蔵パーク」づくり その1
古民家の厨(くり)リノベーションDIYプロジェクト1 瓦おろしws-1
2020年2月21日以来、コロナ禍の急襲によって、私たちの日常生活は、まるで時間が止まってしまったかのようになりました。当時はまだFarm19は設立されておらず「酒蔵ホテルづくり」WSと呼ばれていましたが、それが第1幕から第2幕へと移行しようとしていたちょうどその時、この瓦おろしWSもまたコロナ禍の直撃を受け、様子眺めが続いていました。
その年の暮れ、2020年11月26日、Farm19が立ち上がり、酒米づくりにチャレンジして、2022年の新春には清酒「大地」(たいち)が誕生したのですが、一方で、進まなかったのがこの瓦おろしWSでした。
そんな折り、“集落に残る古民家の多くは地場の材料と大工さんなど様々な技術者によって建てられ長い時をかけて維持修復されてきた「地域の記憶」です。今でいう地産地消、そして、限りなくSDGsな建物です”。こんな視点の島博司(建築系技術士)さんが現れ、壊れかかった築87年の古民家の厨(くりや)を未来をつくる「場」へと変身させるリノベーションDIYプロジェクト「瓦おろしWS」を再開することになりました。
と言いながらも、台風やらなんやらで、一層にスローな活動なのですが、とりあえず、台所の内部を取り壊す作業に着手します。また、今後の大きな流れとして以下のようなスケジュールを考えています。
瓦おろしWS-1の大きな流れ
1.ダイアログ(1日)8/20
1)テーマ「瓦おろしが拓く可能性と地域の変化」(未来デザイン)
2)アウトドアキッチンのデザイン(楽しいの創造と食育コミュニティづくり)とチームづくり
2.瓦を降ろすための準備1(1日) 8/20
3)建物の全貌の把握と構造チェック(屋根裏の横梁と瓦の張り板)
4)屋内の不用品の撤去、竈門と煙突の取り外し、天井板の撤去、整地
2.瓦を外して降ろすための準備2(1日) 9/10
5)母屋との連結部の防雨、建物の柱の補強(ひび割れた柱の補強、柱不足への対処)
6)南側壁のトタン板取り外し、ガラス戸の取り外し、平瓦1100枚、丸瓦1000枚、土の有効利用と保管場所
7)バンブーエレベーターの作成(瓦と土を屋根から降ろすためのスベリ台)
2.瓦と土を外して降ろす作業(2日)9/23-25頃 ※6-7人の人手が必要 8)安全ロープ(作業時の転落防止)※ヘルメット着用
9)バンブーエレベーター、梯の設置、足場板の設置
10)瓦おろし、土おろしの作業開始(バケツ、ブルーシート)、瓦の無い屋根の保護と雨対策
11)壁面の撤去(両サイドの壁は残しておく)
3.建物リフォームと庭の整備 10/15?-16?
12)屋根(雨対策)
13)厨房機能の設備(アイランド流し台、水道、竈門、ピザ窯)