わくわく・ドキドキ・農業チャレンジ「いきいきファーム立江」発信!
2022-02-06

JASOリベンジ・トラベル[2/6(日)]

日本の「ニュー・クール」(新しいカッコよさ)をライブ中継で事前体験(バーチャル旅行)してコロナ禍が収束したら真っ先に訪問しようね!というなんとも面白い企画がありました。その名は「リベンジ・トラベル」。主催はポートランドに本部を置くオレゴン日米協会(JASO)。104名の参加登録があり実際に86名がアクセスしたそうです。

オレゴン州ポートランドというと「全米でもっとも住みたいまち」そして「もっともまちづくりに成功したまち」です。そして我がFarm19がモデルにしているエコ&グリーンでサステイナブルな地域です。そのポートランドが日本のニュー・クールのひとつに我がFARM19が選んでくれました。

一方で、引き受けたものの、そもそもライブ中継というのは高速回線がしっかり確保されていないとできません。そこで田んぼにWiFi引くことから始めることになり準備がたいへんでした。おまけに「行きたい!」気持ちを刺激するバーチャルツアーをお願いしたい。「シナリオ作くらず、ナマナマしく、ぶっつけ本番でやってほしい」というハードルの高いリクエストがありました。

文化や言語の異なる2地点を結んだライブ中継です。時差もあります。そこに「場」をつくり、私たちの活動に対する「共感」を引き出す。あれこれ悩みましたが、武器は「チーム力」しかありません。世界水準の映像配信力を持った「フレンズ・オブ・Farm19」というエコシステムに協力を求めました。

そして本番当日。上空でホバリングするドローンのライブ映像がZoom画面に流れ、オレゴン州のみなさんには、小松島市の海山の景色、その一角に位置する人口1600人の立江町の様子をご覧いただきながら、四国遍路19番札所立江寺のすぐそばにあることからFarm19と命名されたこと、築80年の古民家や田んぼ、Farm19プロジェクトが目指すゴール、などについて解説するという神技をやってのけることができました。そんな同時体験にオレゴンの地からは「アメージング!」。拍手喝采を浴びました。

フレンズ・オブ・Farm19として参加したのは、地元プロバイダー、電気屋さん、そして、ご近所の小学生・お母さんでした。工夫を凝らして一生懸命手伝ってくれました。徳島新聞やケーブルテレビなどメディア取材もありました。

最後のブレイクアウトセッションでは「酒蔵パーク、おもしろいね。コロナが収まったらオレゴンから手伝いに行くぞ」という声があがり、新しい未来をキラリ光らせました!

こんなスーパーファシリテーションして社会共有してくださったオレゴン日米協会のみなさん、今年いちばんの寒いニッポンの朝早くから集まって強風の屋外で準備含めて5時間あまり「田んぼ/古民家/ドローンのzoomライブ中継」を実現してくださったフレンズ・オブ・Farm19のみなさん、ご近所のみなさん、厚く御礼申し上げます。

米国オレゴン州の人たちに配信したバーチャルツアー画面(Zoom)
ドローン映像をZoomで配信したライブ中継チーム

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